
こんにちは!目標達成のための勉強・独学の効率化に関する記事を執筆している藍人(あいと) です。今回はゲームサーバーエンジニアになるための学習ロードマップについて解説していきます。
本記事を読めば、より効率的に学習できるはずです。ぜひ、最後まで読んでみてください。
ゲームサーバーエンジニアとは?将来性ある?
ゲームサーバーエンジニアとは?
ゲームサーバーエンジニアは、オンラインゲームの「裏側」を支えるエンジニアです。
普段私たちが「パズドラ」や「モンスターストライク」といったスマホゲームを友達と一緒に遊んだり、PlayStationやNintendo Switchで世界中の人と対戦できるのは、ゲームサーバーエンジニアのおかげです。
例えば、あなたが友達と一緒に「スプラトゥーン」で遊ぶとき、お互いのゲームの状態がズレずに正しく反映されるのは、サーバーがしっかり動いているから。見えないところで、ゲームの世界をスムーズに動かす「司令塔」のような存在です。
最近はeスポーツの盛り上がりや、毎日のように新しいオンラインゲームが生まれているので、ゲームサーバーエンジニアの需要はどんどん高まっています。
「ゲームが好き!裏側も知りたい!」という気持ちがあれば、将来性もバッチリな仕事ですよ。
ゲームサーバーエンジニアの仕事内容
ゲームサーバーエンジニアが活躍している場面は、実は日常の中にもたくさんあります。具体的な仕事内容を、分かりやすく紹介します。
ゲームデータの管理・保存
例:あなたが「荒野行動」で新しいアイテムをゲットしたり、レベルアップしたとき、その情報がちゃんと保存されるようにサーバーを設計同時接続や通信の対応
例:たくさんの人が「ポケモンユナイト」に同時にアクセスしても、みんな快適にプレイできるようにサーバーの処理や動きを工夫イベントやアップデート対応
例:定期的に開催されるゲーム内イベントや新しい機能(ガチャ・キャラクター追加)がスムーズに配信されるよう裏で調整不正対策や安全管理
例:チートや不正なアクセスから「ドラゴンクエストウォーク」などのゲームを守るために、サーバー側で監視や対策を実施障害やトラブル対応
例:もしサーバーダウンや通信エラーが起きた場合、すぐに原因を特定して復旧作業を行う
もしあなたが「どうして自分のゲームデータが消えないの?」と不思議に思ったことがあるなら、ゲームサーバーエンジニアが毎日見えないところで頑張っているからだと知ってもらえたら嬉しいです。
ゲームづくりの「裏方」ですが、自分の手でたくさんの人をワクワクさせられる仕事でもあるんですよ!
ゲームサーバーエンジニアの年収と将来性
ゲームサーバーエンジニアの平均年収は、約558万8,000円とされています。 (mynavi-agent.jp)これは、日本の平均給与である約400万円と比較すると、高い水準と言えるでしょう。
近年、オンラインゲームの需要が急増しており、サーバーの設計や運用を担うゲームサーバーエンジニアの役割はますます重要になっています。特に、クラウド技術やセキュリティ対策の進化に伴い、専門的な知識を持つエンジニアの需要は高まる一方です。
このような背景から、ゲームサーバーエンジニアは高年収かつ将来性のある職種と言えるでしょう。
どうやったらゲームサーバーエンジニアになれる?勉強から就職・転職までの2ステップ

学習計画を立て、必須スキル・知識を習得する
まずは、ゲームサーバーエンジニアになるために必要な知識を把握し、学習計画を作成します。毎日少しずつでも学習することが大事です。
「何を勉強すればいいのか分からない」という方も多いと思いますが、本記事ではそのためのロードマップを次章で紹介します。
もちろん、ロードマップは各自のペースやニーズに合わせてアレンジしていただいて構いません。
ゲームサーバーエンジニアに関する知識や経験が身に付いたら、実践的なスキル向上のために、ポートフォリオ(学んだ知識を活かしたオリジナルのサイトやアプリなど)を作成できると尚良いです。
なぜなら、ポートフォリオは、あなたのスキルを証明し、就職・転職活動を有利にする武器になるからです。 初めはシンプルなものから始め、慣れてきたら徐々に複雑なプロジェクトに挑戦してみると良いでしょう。
就職・転職活動を行う
ゲームサーバーエンジニアとして活躍できるスキルが身に付いたら、就職活動の準備を始めましょう。
- 転職の場合:転職エージェントや転職サイトを活用しましょう。
- 副業やフリーランスを目指す場合:フリーランスの案件を紹介している、クラウドソーシングサイトに登録しておくと良いでしょう。

初めから各種サービスに登録しておくと、最新の業界情報や求められているスキルなどを常にチェックできます。 転職したい人、もしくは転職する可能性がある人は登録しておくと良いでしょう。
転職サイトは、リクルートエージェント、リクナビNEXTなどの有名どころに登録しておくと良いでしょう。
フリーランスを目指す方は、レバテックフリーランス、ココナラなどが案件の数・種類が多くおすすめです。
ゲームサーバーエンジニアになるために必要なスキルと学習ステップ
ここまで読んでいるということは、あなたはゲームサーバーエンジニアという職業に強い興味を持っているはずです。しかし、「何から始め、どの教材を選ぶべきかわからない」という人も多いでしょう。
実際、学習計画を考えず、闇雲に勉強すると学習効率が落ちます。 そこで本記事では、効率的に勉強できる学習ステップをおすすめ動画教材付きで、丁寧に解説していきます。
まず、ゲームサーバーエンジニアに必要なスキルを学ぶステップとして、大きく5つのステップに分けられます。
- STEP1: ネットワークの基礎(TCP/IP、UDP、HTTPなど)やコンピュータサイエンスの基本(アルゴリズム、データ構造)を学ぶ
- STEP2: サーバーサイドプログラミング言語(C++、Java、Go、Node.jsなど)の基礎を習得し、簡単なサーバーアプリケーションを作成する
- STEP3: リアルタイム通信(WebSocket、gRPCなど)やマルチスレッド/非同期処理の基礎を学び、ゲームに必要な通信処理を実装できるようにする
- STEP4: データベース(RDBMS、NoSQL)の基本と設計、キャッシュやスケーリング(負荷分散・冗長化)について理解を深める
- STEP5: セキュリティ、パフォーマンスチューニング、監視・ロギングなど運用面の知識を学び、安定したゲームサーバーの設計・構築・運用ができるようにする
効率的に学ぶ方法:動画教材・本・スクールの使い分け

近年はChatGPTや動画教材(Udemyなど)が普及し、多くの学ぶ方法ができました。では、どの教材を使って学ぶのが効率良いのでしょうか?
結論から言うと、独学の場合は 「動画教材をメイン教材に使用、書籍をサブ教材、質問はChatGPTへ」 が最も効率が良いでしょう。動画教材は書籍よりもボリュームが大きく(5時間以上の講座も多い)、プログラム実装など手を動かす課題も多くスキルが身につきやすいです。加えて、Udemyでは講師に直接質問でき、独学でもつまづきづらいです。
書籍はその分野の内容が網羅的にまとまっており、復習や全体像を掴みたい時に重宝します。多くの分野に存在する、いわゆる「定番の本」は読んでおくと良いでしょう。
独学以外の選択肢として、スクールがあります。スクールは費用が高い一方、サポートが充実し、強制力があるため継続しやすい方法です。まず動画教材で学んで、独学だと続かないという場合はスクールがおすすめです。注意として、高額なスクールはいきなり契約せず、SNSで情報収集、無料体験に行くなど吟味しましょう。

以降では本題に入っていきます! ゲームサーバーエンジニアになるための学習ロードマップ、それに合わせて動画教材・定番本・スクールを順番に見ていきましょう!(記事の最後では転職・就職方法も解説しています)
学習ロードマップとおすすめの動画教材(*情報は2025年3月時点)
STEP1: ネットワークの基礎(TCP/IP、UDP、HTTPなど)やコンピュータサイエンスの基本(アルゴリズム、データ構造)を学ぶ
最初のステップでは、ゲームサーバーを作るための土台となるネットワークの基礎知識やコンピュータサイエンスの基本を学びます。たとえば、家でオンラインゲームをするとき、遠くのサーバーと情報をやり取りしてゲームが成り立っています。その仕組みに使われているのがTCP/IPやHTTPといったネットワーク技術です。また、ゲームの裏側でデータをすばやく探したり、効率よく処理したりできるようにアルゴリズムやデータ構造も重要です。これらは国語や数学の“基礎”と同じで、ゲームサーバー作りに欠かせません。まずは仕組みを知り、どんな場面でどう使われているのかをイメージしながら学びましょう。
このステップで学ぶスキルや知識
- TCP/IPやUDPなどの通信プロトコルのしくみ
- HTTPによるデータのやり取り
- アルゴリズムの基本(例えば検索や並べ替え)
- データ構造の基本(リストや配列、辞書など)
- ネットワークがどのようにゲームとつながっているか
ネットワークとコンピュータサイエンスの基礎を学べる動画教材
ゲームサーバーエンジニアを目指している方におすすめの「ITエンジニアを目指すネットワーク基礎講座_初級編」は、ネットワークの基礎やコンピュータサイエンスの基本的な知識をゼロから学びたい方に最適です。
このコースでは、TCP/IPやUDP、HTTPなどの通信のしくみ、またアルゴリズムやデータ構造といったサーバーやネットワークに必要な基礎知識を、専門用語を平易に解説しながら分かりやすく学べます。後半ではCisco社のPacket Tracerを使用し、実際にネットワークの設定や構築の体験ができるのも大きな特徴です。
ゲームサーバーエンジニアとして不可欠なネットワークの理解が深まるだけでなく、CCNAなど資格取得の基礎作りにも繋がる内容です。全くの初心者でも安心して学べ、講師への質問も気軽にできます。

このコースの難易度は【1:易しい】です。ネットワークやコンピュータサイエンスが未経験の方でも、基礎から丁寧に学べる内容となっています。
このコースはゲームサーバーエンジニアを目指す方におすすめの、ネットワークの基礎をしっかり学べる内容です。
ネットワーク(TCP/IP、UDP、HTTPなど)についての知識は、ゲームサーバーやクラウド環境でのトラブル対応に不可欠です。本講座ではAWSを活用しながら、IPアドレス、ルーティング、NAT、ファイアウォール、DNSなど、実務で必ず役立つ基本事項を段階的に学べます。さらに、Linuxで使えるトラブル解決コマンドや、AWS VPCを使った実践的なトラブルシューティング例も提供されます。
このコースの特長は、「アプリ開発者向け」に重点を置いているためネットワーク初学者でも理解しやすい点と、講師によるQ&Aサポートが充実していることです。自習中にわからない点があれば、講師に気軽に質問もできます。

このコースの難易度は【2:普通】です。未経験の方でも理解可能ですが、多少のIT用語やパソコン操作に馴染みがあるとよりスムーズに学べます。
STEP2: サーバーサイドプログラミング言語(C++、Java、Go、Node.jsなど)の基礎を習得し、簡単なサーバーアプリケーションを作成する
次のステップでは、実際にサーバーを動かすためのプログラミング言語を学びます。例えばC++やJava、最近ではGoやNode.jsがよく使われています。スマートフォンでLINEを使ったり、Amazonで買い物をすると、その裏側にはこうした言語で作られたサーバーがいます。基本的な文法を覚え、簡単なサーバーアプリを作ってみましょう。自分が作ったプログラムで、何人かが同時にアクセスできるサービスを動かせたとき、ゲームサーバーの仕組みが身近に感じられるはずです。
このステップで学ぶスキルや知識
- C++やJava、Go、Node.jsなどの基本文法
- Webサーバーアプリの作り方
- ユーザーからのリクエスト(要求)処理
- サーバーの起動と通信の流れ
- プログラムをテストしてみる方法
サーバーサイドプログラミングの基礎を学べる動画教材
このコースはゲームサーバーエンジニアを目指す方に最適な入門講座です。
サーバーサイドプログラミング言語の中でも、近年注目されているNode.jsとExpressフレームワークについて、基礎から丁寧に学ぶことができます。
JSONの扱い方や、実際に動くサーバーアプリケーションの制作手順を体験しながら習得できる構成となっています。
特にこのコースでは、「Node.jsとは何か」や「なぜ多くの企業がNode.jsを採用するのか」といった基礎知識から、サーバーとフロントエンドをAPIでつなぐ開発方法まで実践的に解説。
これにより、ゲームやWebサービスのサーバーエンジニアとして必要となる実用的な知識を身につけられます。
講義は初心者目線を重視し、つまずきやすいポイントも一つ一つ丁寧に解説。
質問や要望にも柔軟に対応してくれる点も、Udemyコースならではの魅力です。

このコースの難易度は【1:易しい】です。サーバーサイド未経験の方でも無理なく理解できる内容なので、これから基礎を身につけたい方におすすめです。
このコースは「ゲームサーバーエンジニア」を目指している方に最適です。
C言語によるソケット通信プログラミングを、イメージを使った分かりやすい解説で学べます。
サーバーサイドの基礎知識であるソケット通信の概要から、TCP通信・UDP通信の違い、各プロトコルのプログラミング手法、そして実際にHTTPサーバを作るまで一通りカバーしています。
また、Windows10への開発環境構築も扱っているため、学んだ知識をすぐに試すことが可能です。
通信プログラミングは初心者にとって壁になりがちですが、本講座は初心者でもつまずかないよう「イメージ重視」で説明されており、難易度が高い部分も無理なく理解できる工夫がされています。
講師は10年以上の実務経験と教育経験を持ち、多くの受講生から高評価を得ている点も安心できるポイントです。

このコースの難易度は【3:難しい】です。C言語の基礎知識が必要で、プログラミング未経験者には難しく感じる内容ですが、実践的なサーバー開発を目指す方には大きな力となるでしょう。
STEP3: リアルタイム通信(WebSocket、gRPCなど)やマルチスレッド/非同期処理の基礎を学び、ゲームに必要な通信処理を実装できるようにする
このステップでは、リアルタイムにデータをやり取りする技術を学びます。例えば、皆で同時に遊ぶ『スプラトゥーン』や『Among Us』のようなゲームでは、素早く正確に情報を共有する必要があります。WebSocketやgRPCといった通信方法を使い、プレイヤー同士をつなぐ仕組みを理解しましょう。また、処理を早くするための「同時進行」や「裏で動かす」仕組み(マルチスレッド・非同期処理)も覚えます。これによりリアルタイム性の高いゲームが作れるようになります。
このステップで学ぶスキルや知識
- WebSocketを用いたリアルタイム通信
- gRPCの基本概念
- 並行処理(マルチスレッド)の考え方
- 非同期処理の実装
- リアルタイムゲーム通信の流れの理解
リアルタイム通信と並行処理の基礎を学べる動画教材
このコースは、ゲームサーバーエンジニアを目指し、リアルタイム通信やマルチスレッド/非同期処理の基礎を学びたい方に最適です。
C言語を使ったソケット通信プログラミングを、イメージや図を多く活用して分かりやすく解説しています。とくにTCP・UDP通信の違いや、bindやacceptなど通信の流れを理解しやすく、プログラム例とセットで学べるのが特徴です。
ゲーム開発で求められる通信処理の仕組みや、ネットワークの基礎知識、HTTPサーバの簡単なプログラミングまで幅広く網羅。C言語の基礎があれば、未経験の方でも実践的な力を身につけられます。
1時間で要点を効率よく習得できる構成、さらに日本語字幕も用意されていて、初心者に配慮された丁寧な内容です。実務で役立つ通信スキルの基礎固めにぴったりでしょう。

このコースの難易度は【2:普通】です。C言語の基礎があれば未経験の方でも理解可能です。通信分野初学者にも安心しておすすめできます。
このコースは、ゲームサーバーエンジニアを目指す方に最適です。
リアルタイム通信技術(WebSocket、gRPCなど)や、マルチスレッド・非同期処理の基礎をしっかり身につけたい方におすすめします。
Go言語を使い、現場で頻繁に使われているgRPCについて基礎から応用まで体系的に学べます。Protocol Buffersの使い方やgRPCの基本から始め、認証やSSL、Interceptorなど実戦的な内容にも踏み込んでいるため、実際のゲーム通信処理の実装スキルが高まります。マイクロサービスにも不可欠な知識が身につくので、現場での活躍に直結すると言えるでしょう。
初心者でもフォローしやすいステップ形式で、Goの基礎知識があれば挑戦しやすいのも特長です。現役エンジニアによるサポートもあるので、安心して学習を進められます。

このコースの難易度は【2:普通】です。Go言語の基本が分かれば、未経験からでも十分に理解が可能な内容です。
STEP4: データベース(RDBMS、NoSQL)の基本と設計、キャッシュやスケーリング(負荷分散・冗長化)について理解を深める
ゲームデータの保存や、たくさんのプレイヤーが遊んでもサーバーが遅くならないための工夫も大切です。ここでは、データベース(データを整理して保管する仕組み)の基本や、よく使われる「RDBMS」「NoSQL」について学びます。例えばスマホゲーム『パズドラ』では大量のユーザーデータがデータベースに保存されています。また、ゲームが混み合っても快適に遊んでもらうための、キャッシュ技術や複数サーバーの連携(負荷分散・冗長化)についても基礎を知っておきましょう。
このステップで学ぶスキルや知識
- RDBMS(MySQL等)とNoSQL(Redis等)の違い
- データベース設計の基本ルール
- キャッシュの使い方と役割
- 負荷分散の考え方と実例
- 冗長化による安定運用の基本
データベース設計とサーバーのスケーリングを学べる動画教材
このコースは、ゲームサーバーエンジニアを目指す方に最適な内容を提供しています。習得したい「データベースやキャッシュ、負荷分散・冗長化などの設計や運用知識」は、AWSクラウドの実際の使い方を通じて体系的に学ぶことが可能です。
具体的には、RDBMS(リレーショナルデータベース)・NoSQLの使い分けや、ロードバランサー(ELB)・オートスケーリング(ASG)、キャッシュ戦略、冗長化やセキュリティ対策(VPC、サブネット構成、SSHトンネル)など、ゲームサーバーで求められる実践的なインフラ設計の基礎から運用面まで網羅。本番に耐えうる設計例がハンズオンと図解で分かりやすく学べます。
米シリコンバレー現役DevOps監修による実運用視点の解説や、12時間以内で学べるコンパクトな構成が魅力です。初心者でもクラウドやインフラの基礎から実践のイメージが掴める丁寧な講義になっています。

このコースの難易度は【2:普通】です。クラウドやインフラ未経験の方も理解できる内容ですが、多少のIT用語に慣れているとよりスムーズに学習できます。
このコースは、「ゲームサーバーエンジニア」を目指す方にぴったりです。
ゲームやWebアプリを支えるデータベースの基本―RDBMSやNoSQL、さらにキャッシュやスケーリングなど複雑に思える仕組みも、専門用語をなるべく使わず丁寧に解説されています。人気アプリを例にとり、データ構造や設計の思考プロセスを実際のケースで学べます。TwitterやYouTubeといった実在サービスのデータ構造の解説は、現場で役立つイメージがつきやすいのが特徴です。
未経験者でも、講師の打田裕馬さんの経験に基づく分かりやすい授業で、実践的な設計力を身につけられます。初学者が独自のアプリ設計に一歩踏み出すサポートが充実しているのも魅力です。

このコースの難易度は【2:普通】です。未経験でも理解しやすい内容で、基礎からしっかり学びたい方に向いています。
STEP5: セキュリティ、パフォーマンスチューニング、監視・ロギングなど運用面の知識を学び、安定したゲームサーバーの設計・構築・運用ができるようにする
最後は、サーバーを安全かつ快適に運用するための知識です。オンラインゲームでは不正防止のセキュリティ対策や、予期せぬ障害にもすぐ気づけるような監視・ロギングも必須です。人気タイトル『荒野行動』や『モンスターストライク』でも、24時間トラブルがないようにプロがしっかり管理しています。また処理速度を上げるための工夫(パフォーマンスチューニング)も重要。こうした知識を身につけることで、長く愛される丈夫なゲームサーバーが作れるようになります。
このステップで学ぶスキルや知識
- ゲームデータや通信のセキュリティ対策
- パフォーマンスチューニングの基本
- サーバーの監視方法(死活監視など)
- ログの取得と解析による障害対応
- 事故対応やバックアップの考え方
運用・セキュリティとパフォーマンス管理を学べる動画教材
このコースは、ゲームサーバーエンジニアを目指す方に最適な内容となっています。
SRE(サイト・リライアビリティ・エンジニアリング)の基礎を中心に、セキュリティやパフォーマンスチューニング、監視・ロギングなど、運用のために必要な知識を総合的に学ぶことができます。特に、ゲームサーバーの安定した設計・構築・運用を行いたい方にとって、現場で役立つ知識と広い視野を得る助けとなるでしょう。
内容はGoogle社が開発したSREの考え方をもとにしており、専門用語を避けて実務経験が浅い方や開発未経験者にも分かるように丁寧に解説されています。加えて、クラウドなど最新の運用技術にも触れられており、実践に役立つヒントを得られる点が特徴です。
また、講師はGoogleエンタープライズの現場経験が豊富で、信頼できる解説が魅力です。

コースの難易度は【2:普通】です。この分野が初めてでも理解可能ですが、多少ITに触れた経験があるとよりスムーズに学べます。
このコースは、ゲームサーバーエンジニアを目指す方にとって、実運用に役立つセキュリティやパフォーマンスチューニング、監視・ロギングなどの幅広い知識を体系的に学べる内容です。
AWSの概要から、インフラストラクチャのセキュリティ、認証・アクセス管理、インシデント対応、ログ管理といった運用面に欠かせないテーマまで網羅されており、ゲームサーバーの設計・構築・運用に直接応用できる知識が身につきます。
また、予想問題の解説やハンズオン動画が用意されているため、実践力が身につくだけでなく、AWS認定Security試験の対策にも最適です。
講師はIT業界で豊富な経験を持ち、クラウド技術に精通しているため、現場で役立つ実践的な知見が得られる点も大きな魅力です。

このコースの難易度は【3:難しい】にあたります。AWSやセキュリティの基礎が未学習の場合は理解にやや苦労する内容ですが、本格的にゲームサーバー運用のスキルアップを目指す方には価値ある学びになるでしょう。
このコースは、ゲームサーバーエンジニアを目指し、セキュリティやパフォーマンスチューニング、監視・ロギングなど運用面の知識を身につけたい方に最適です。
AWSを使ったLinuxサーバーの設計・構築・運用に関する基礎から、実際によく発生する障害対応まで、順を追って実践形式で学べます。主な内容には、クラウドサーバーの基礎、障害調査の手順、冗長化や自動化設定、セキュリティ対策(WAF)、さらには表示速度向上策(CloudFront)も含まれています。
実際の障害対応ロールプレイや現場で役立つ運用ノウハウを多く取り入れているのが本コースの大きな特徴です。現役インフラエンジニアが講師を務めており、業務の現場に直結する知識を安心して学ぶことができます。

このコースの難易度を三段階で評価すると、【2:普通】です。未経験者でも理解できる内容ですが、専門用語やシステム構築に慣れていない場合は、一部難しく感じる部分もあります。
まとめ:ゲームサーバーエンジニアへの第一歩を踏み出そう
本記事では、ゲームサーバーエンジニアになるためのロードマップを詳しく解説してきました。 一歩ずつ着実に学んでいくことで、ゲームサーバーエンジニアとしてのスキルを身につけていくことができます。
ぜひこの記事を参考に、自分のペースで学習を進めてみてください。

本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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「何から学べばいいかわからない」「どうやったら効率的に学べるか」といったことに悩んでいる方の役に立てるよう、これからも発信していきます。 ぜひ他の記事も見てみてください。
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