こんにちは!目標達成のための勉強・独学の効率化に関する記事を執筆している藍人(あいと) です。今回はサイトリライアビリティエンジニアになるための学習ロードマップについて解説していきます。
本記事を読めば、より効率的に学習できるはずです。ぜひ、最後まで読んでみてください。
サイトリライアビリティエンジニアとは?将来性ある?
サイトリライアビリティエンジニアとは?
サイトリライアビリティエンジニア(SRE)は、インターネット上で動くサービスやシステムが、いつでも安定して使えるように守るエンジニアです。
少し難しい名前ですが、みなさんが普段使っている「楽天」「メルカリ」「Yahoo! JAPAN」などのサイトやアプリが、夜中でも大勢が使う正月にも、トラブルなくサクサク動いているのはSREのおかげなんです。
私たちは画面の裏側で何が起きているかは見えません。でも、もし楽天で注文ボタンを押しても反応しなかったり、メルカリで急にアクセスできなくなったら困りますよね。そんな"もしも"が起きないように、あらかじめ準備をしているのがSREの大切な仕事です。
SREは、ITの進化とともにどんどん重要になっています。ネットサービスが増え続けている今、とても将来性がある職業といえます。
サイトリライアビリティエンジニアの仕事内容
SREの役割を、身近なサービスの例とともに具体的に紹介します。
システムの監視とトラブル対応
(例:楽天市場で注文が急にできなくなった時に、どこに問題があるかすぐに調べ、直す)サービスの自動化・効率化
(例:YouTubeで動画が自動的にバックアップされたり、混雑しても止まらないように仕組みを作る)セキュリティ対策
(例:Yahoo!メールで、アカウントが不正に使われないよう見張る)システムの改善提案・予防策
(例:メルカリで、利用者が多い時間帯にも快適に使えるよう、事前にサーバーを増やしておく)障害レポートや原因分析
(例:LINEでチャットが遅れた際、何が原因だったのか調べて、再発しないように工夫する)
このように、SREは「みんなが安心してインターネットサービスを使える世界」を、裏方として守っています。もし普段から「どうしてネットは止まらないんだろう?」と疑問に思ったことがある人には、ぴったりの職業かもしれませんよ!
サイトリライアビリティエンジニアの年収と将来性
サイトリライアビリティエンジニア(SRE)という職種をご存じですか?これは、システムの安定稼働を支える重要な役割を担っています。
日本のITエンジニア全体の平均年収は約700万円とされています。 (webtan.impress.co.jp)SREはその中でも特に専門性が高く、年収が高い傾向にあります。例えば、ある調査では、インフラエンジニアやSREの年収中央値が700~800万円と報告されています。 (storage.findy-code.io)
これは、日本の平均給与が約400万円であることを考えると、非常に高い水準です。SREの高年収の背景には、システムの信頼性を維持するための高度なスキルと責任が求められることが挙げられます。
さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進展により、企業のITシステムの重要性が増しています。そのため、SREの需要は今後も高まると予想され、将来性のある職種と言えるでしょう。
つまり、SREは高年収であり、今後も活躍が期待される魅力的な職種です。
どうやったらサイトリライアビリティエンジニアになれる?勉強から就職・転職までの2ステップ

学習計画を立て、必須スキル・知識を習得する
まずは、サイトリライアビリティエンジニアになるために必要な知識を把握し、学習計画を作成します。毎日少しずつでも学習することが大事です。
「何を勉強すればいいのか分からない」という方も多いと思いますが、本記事ではそのためのロードマップを次章で紹介します。
もちろん、ロードマップは各自のペースやニーズに合わせてアレンジしていただいて構いません。
サイトリライアビリティエンジニアに関する知識や経験が身に付いたら、実践的なスキル向上のために、ポートフォリオ(学んだ知識を活かしたオリジナルのサイトやアプリなど)を作成できると尚良いです。
なぜなら、ポートフォリオは、あなたのスキルを証明し、就職・転職活動を有利にする武器になるからです。 初めはシンプルなものから始め、慣れてきたら徐々に複雑なプロジェクトに挑戦してみると良いでしょう。
就職・転職活動を行う
サイトリライアビリティエンジニアとして活躍できるスキルが身に付いたら、就職活動の準備を始めましょう。
- 転職の場合:転職エージェントや転職サイトを活用しましょう。
- 副業やフリーランスを目指す場合:フリーランスの案件を紹介している、クラウドソーシングサイトに登録しておくと良いでしょう。
初めから各種サービスに登録しておくと、最新の業界情報や求められているスキルなどを常にチェックできます。 転職したい人、もしくは転職する可能性がある人は登録しておくと良いでしょう。
転職サイトは、リクルートエージェント、リクナビNEXTなどの有名どころに登録しておくと良いでしょう。
フリーランスを目指す方は、レバテックフリーランス、ココナラなどが案件の数・種類が多くおすすめです。
サイトリライアビリティエンジニアになるために必要なスキルと学習ステップ
ここまで読んでいるということは、あなたはサイトリライアビリティエンジニアという職業に強い興味を持っているはずです。しかし、「何から始め、どの教材を選ぶべきかわからない」という人も多いでしょう。
実際、学習計画を考えず、闇雲に勉強すると学習効率が落ちます。 そこで本記事では、効率的に勉強できる学習ステップをおすすめ動画教材付きで、丁寧に解説していきます。
まず、サイトリライアビリティエンジニアに必要なスキルを学ぶステップとして、大きく5つのステップに分けられます。
- STEP1: LinuxやUnixの基礎操作、システムコマンド、ネットワークの基礎知識を学ぶ
- STEP2: モニタリング、アラート設定、障害対応の基礎知識を学び、代表的な監視ツール(Prometheus, Zabbixなど)について理解する
- STEP3: インフラ自動化や構成管理(Infrastructure as Code : IaC)について学び、ツール(Ansible, Terraform, Chefなど)の基本操作を習得する
- STEP4: クラウドサービス(AWS, GCP, Azure)の基礎や、コンテナ技術(Docker, Kubernetes)の使い方を学ぶ
- STEP5: SREの原則(SLI/SLO/SLA、障害対応手順、ポストモーテム、可観測性)を体系的に学び、実際のシステムを高信頼・高可用に運用する方法を習得する
効率的に学ぶ方法:動画教材・本・スクールの使い分け

近年はChatGPTや動画教材(Udemyなど)が普及し、多くの学ぶ方法ができました。では、どの教材を使って学ぶのが効率良いのでしょうか?
結論から言うと、独学の場合は 「動画教材をメイン教材に使用、書籍をサブ教材、質問はChatGPTへ」 が最も効率が良いでしょう。動画教材は書籍よりもボリュームが大きく(5時間以上の講座も多い)、プログラム実装など手を動かす課題も多くスキルが身につきやすいです。加えて、Udemyでは講師に直接質問でき、独学でもつまづきづらいです。
書籍はその分野の内容が網羅的にまとまっており、復習や全体像を掴みたい時に重宝します。多くの分野に存在する、いわゆる「定番の本」は読んでおくと良いでしょう。
独学以外の選択肢として、スクールがあります。スクールは費用が高い一方、サポートが充実し、強制力があるため継続しやすい方法です。まず動画教材で学んで、独学だと続かないという場合はスクールがおすすめです。注意として、高額なスクールはいきなり契約せず、SNSで情報収集、無料体験に行くなど吟味しましょう。
以降では本題に入っていきます! サイトリライアビリティエンジニアになるための学習ロードマップ、それに合わせて動画教材・定番本・スクールを順番に見ていきましょう!(記事の最後では転職・就職方法も解説しています)
学習ロードマップとおすすめの動画教材(*情報は2025年3月時点)
STEP1: LinuxやUnixの基礎操作、システムコマンド、ネットワークの基礎知識を学ぶ
最初のステップは、「Linux(リナックス)」や「Unix(ユニックス)」というコンピュータの動かし方を学ぶことです。多くの企業のサービス(例えばLINEや楽天など)も、こうしたシステムで動いています。また、コマンドと呼ばれる文字の命令でパソコンを操作できるようになると、サーバーの仕組みやネットワーク(家のWi-Fiやインターネット)の基本も理解できるようになります。普段は見えない裏側の世界を知ることで、サイトを支える技術の土台が身につきますよ。
このステップで学ぶスキルや知識
- Linux/Unixの使い方(ファイルやフォルダ操作)
- コマンドラインでの基本操作
- ユーザーと権限の管理
- ネットワークのしくみ(IPアドレス、ポートなど)
- シェルスクリプトの基礎
Linux/Unixの基礎とネットワークの基本を学べる動画教材
このコースは「サイトリライアビリティエンジニア」を目指す方や、LinuxやUnixの基礎操作をしっかり学びたい方に最適です。
本コースでは、AWSというサービスを使って、自宅でも簡単にLinuxサーバーの構築から基本的なコマンド操作まで一通り身につけることができます。サーバーの立ち上げや停止も手軽にでき、費用面も安心。
学習内容は、サーバーのディレクトリやファイル管理、アクセス権限(パーミッション)設定、viによるファイル編集、ファイルや文字列の検索方法、さらに基本的なシェル作成など、サイトリライアビリティエンジニアとして必要となる基礎的な知識やスキルです。
実際に手を動かしながら学べる構成なので、初めてLinuxに触れる方でも挫折しにくいのが魅力です。認知度のある講師による丁寧な解説も安心ポイント。
このコースの難易度は【2:普通】です。完全な未経験者でも取り組めますが、初めてのLinux操作は若干慣れが必要ですので、基本から丁寧に学びたい方におすすめです。
このコースは、「サイトリライアビリティエンジニア」を目指す方が基礎力を身につけるために最適な内容です。
LinuxやUnixの基本操作、システムコマンド、ネットワークの基礎知識を、Macのターミナルを使いながら段階的に学習できます。特に、ディレクトリ操作やファイルの取り扱い、パーミッション(アクセス権限)の理解、viエディタの使い方など、現場で必要とされる基本スキルの習得に役立ちます。さらに、検索コマンドや簡単なシェルプログラムの作成、最終的にはpythonとWebサーバ(Apache)の基礎まで体験できるのが特徴です。
Macをお持ちなら、面倒な環境構築なしですぐに学習をスタートできる点も魅力です。初学者向けに丁寧な説明があり、未経験からでも無理なく理解できる構成になっています。
このコースの難易度は【1: 易しい】です。この分野が未学習でも簡単に理解できるので、SREを目指して基礎から力を付けたい方におすすめです。
「サイトリライアビリティエンジニア」を目指す方に最適な、LinuxやUnixの基礎操作、システムコマンド、ネットワークの基礎知識をしっかり身につけられるコースです。
この講座では、Linuxの基本操作からファイル管理、ユーザー管理、システムの管理方法に加え、リダイレクトやパイプといったコマンドの活用法までわかりやすく解説しています。さらに、WebサーバやFTPサーバ、データベースサーバの構築など、実践的なサーバ構築スキルも学ぶことができます。
未経験者にも配慮された内容で、システム運用やインフラ構築など実務に役立つ知識が一から身につくのが魅力です。Udemyならではの動画教材なので、自分のペースで繰り返し学習できるのもポイントです。
講師の荒川栄一郎さんは豊富なIT教育経験を持ち、丁寧な解説で初心者でも安心して学び進められます。
このコースの難易度は【2:普通】です。Linux未経験でも理解できる内容ですが、多少のパソコン操作に慣れている方がよりスムーズに学習できるでしょう。
STEP2: モニタリング、アラート設定、障害対応の基礎知識を学び、代表的な監視ツール(Prometheus, Zabbixなど)について理解する
サイトリライアビリティエンジニアには、サーバーやサービスが困ったことになっていないか、しっかり見張る役割も大切です。そのために「モニタリング(監視)」や「アラート(お知らせ)の仕組み」について学びます。例えばGoogleやAmazonも日々システム状況を見て問題が起きたらすぐ気づけるようになっています。有名なツールとして「Prometheus(プロメテウス)」や「Zabbix(ザビックス)」があります。これらの使い方を知ることで、万が一の障害にも慌てず対応できるようになりますよ。
このステップで学ぶスキルや知識
- システム監視の目的と方法
- アラート設定のしかた
- 障害発生時の対応フロー
- PrometheusやZabbixの使い方
- ログを活用した問題発見方法
監視と障害対応の基礎、代表的な監視ツールの理解を学べる動画教材
このコースは、サイトリライアビリティエンジニア(SRE)を目指す方に最適です。
モニタリングやアラート設定、障害対応の基礎から、実際に現場で使われている監視ツール(Grafana、Prometheus)を使った実践的なシステム監視の方法まで学べます。
LinuxサーバーやDockerコンテナ、Webサイトの状態を可視化し、異常時にはメールやSlackでアラートを受け取る設定の流れを、ハンズオン形式で丁寧に説明。これにより、現場で役立つ監視スキルが自然と身に付きます。
他教材と比べて、動画だけで必要な情報がほぼそろう「一本完結型」である点、分かりやすい理論と理由の解説、そしてサンプルファイルが用意されているため学習の負担が小さいのも魅力です。
また、全レクチャー動画がダウンロードできるため、どこでも学習を進められます。
このコースの難易度は【2:普通】です。初学者でも分かりやすい内容ですが、AWSやサーバーの基本操作が未経験の場合には少し調べる必要があるかもしれません。
「サイトリライアビリティエンジニア」を目指している方におすすめのコースです。
この講座では、サーバー監視の基本から実践までをやさしく学ぶことができます。具体的には、モニタリングやアラートの設定、障害対応など、SREにとって欠かせない基礎知識を身につけられます。また、代表的な監視ツールであるZabbixの導入・設定方法や、AWS環境での実践的なLAMPサーバー構築も体験可能です。
実際の運用現場で活かせる実用的な内容が中心なので、「即戦力となる知識」を習得したい方にぴったりです。
本コースは、ITインフラの現場で培ったノウハウを持つ講師が、丁寧に解説してくれる点も魅力。インフラ運用未経験者から既存エンジニアまで、幅広く対応しています。
このコースの難易度を三段階で評価すると、【2:普通】です。未経験の方でも理解できる内容ですが、基礎的なIT用語に慣れておくとよりスムーズに学習が進みます。
STEP3: インフラ自動化や構成管理(Infrastructure as Code : IaC)について学び、ツール(Ansible, Terraform, Chefなど)の基本操作を習得する
次のステップでは、たくさんのパソコンやサーバーの設定を、一度にまとめて自動でできる「インフラ自動化」を学びます。これは身近な例でいうと、複数のスマホに同じアプリや設定を一気にインストールするようなもの。作業のミスを減らし、効率化にもつながります。有名なツールには「Ansible(アンシブル)」「Terraform(テラフォーム)」「Chef(シェフ)」などがあり、どのように使うのか基本操作を体験してみましょう。
このステップで学ぶスキルや知識
- Infrastructure as Code(インフラのコード化)とは何か
- Ansibleの基本的な使い方
- Terraformでのインフラ構築
- Chefによるサーバー設定の自動化
- 自動化のメリット・注意点
インフラ自動化と構成管理(IaC)、代表的なツールの基本を学べる動画教材
このコースは、サイトリライアビリティエンジニアを目指し「インフラ自動化」や「構成管理(IaC)」の基本を学びたいビジネスマンに最適です。
AWS上でのクラウドインフラ環境を、手作業ではなく「Terraform」というツールを使って自動化する手法を実践的に習得できます。コースでは、環境構築から始まり、EC2やRDS、VPC、セキュリティグループなど実務でよく使うAWSサービスをTerraformで操作する方法を段階的に学びます。
また、基礎から応用まで体系的にカバーし、実務経験豊富な講師が現場で役立つ知識やノウハウも分かりやすく解説します。ハンズオン形式で構成されているため、「知っている」と「できる」がしっかり身につくのも魅力です。
このコースの難易度を三段階で評価すると、【3:難しい】です。IaCやクラウド自動化の未経験者の場合はやや難しめですが、丁寧な解説に沿ってじっくり学習すれば理解を深められるでしょう。
このコースは、サイトリライアビリティエンジニア(SRE)を目指す方が「インフラ自動化や構成管理(Infrastructure as Code: IaC)」の基本を学びたい場合に最適です。
理論編では、IaCやAnsibleの仕組み、基本的な概念をわかりやすく解説。実践編ではAWS上での豊富なハンズオンを通して、AnsibleのインストールやPlaybook作成、WebサーバーやDBサーバーの構築など、実務ですぐ役立つスキルが身につきます。
全てのハンズオンにサンプルファイルやスクリプトが用意されているので、エラー対応や復習もしやすく、初学者でも安心して学習が進められます。なぜその手順になるのか、背景や理由も詳しく説明されている点が他教材との大きな違いです。
動画はダウンロード可能なので、時間や場所にとらわれず学べます。
このコースの難易度は【2:普通】です。未経験者でも理解できる内容ですが、LinuxやAWS、ネットワークの基礎知識があるとよりスムーズに理解できます。
STEP4: クラウドサービス(AWS, GCP, Azure)の基礎や、コンテナ技術(Docker, Kubernetes)の使い方を学ぶ
現代の多くのWebサービス(Amazon、Netflix、YouTubeなど)は、クラウドと呼ばれるインターネット上の仕組みや、コンテナという最新技術で動いています。このステップでは、クラウドサービス(AWSやGCP、Azureなど)の概要を学びます。また、DockerやKubernetesといった「1つの大きなサーバーを小さな箱(コンテナ)に分けて使う」技術にも触れていきましょう。これが使えるようになると、難しい大規模なシステムもシンプルに運用できるようになります。
このステップで学ぶスキルや知識
- クラウドとは何か、主な種類と特徴
- AWS(Amazon Web Services)の基礎操作
- GCP(Google Cloud Platform)の基本
- Dockerでのコンテナ構築
- Kubernetesの基本的な考え方と使い方
クラウドサービスとコンテナ技術の基礎を学べる動画教材
サイトリライアビリティエンジニア(SRE)を目指す方にとって、クラウドサービスとコンテナ技術の基礎を押さえることは必須です。
この「Google Cloud(GCP)入門完全攻略コース」では、GCPの基本操作から、主要なサービス(仮想マシン、ストレージ、データベース、ネットワーク、ロードバランサー等)の使い方までを、実際に手を動かしながら体験的に学ぶことができます。クラウド環境の構築手順や運用知識は、SREとしてインフラを安定して運用・管理する際に大いに役立つでしょう。
カリキュラムは初心者向けで構成されており、これからクラウド技術を学ぶ方にも安心です。分かりやすい解説と演習問題、さらに30日間返金保証もついているため、気軽に学び始めることができます。
このコースの難易度は【2:普通】です。この分野が未学習の方でも、コースの説明や演習を通じて理解できる内容となっています。
このコースは、サイトリライアビリティエンジニア(SRE)を目指す方に向けて、AWSを中心としたクラウドサービスの基礎やコンテナ技術の実践力を身につけたい方におすすめです。
AWSの基礎から始まり、ECSやCopilot CLIなどのコンテナサービスを使いながら、手を動かして環境構築を学べます。CI/CDやInfrastructure as CodeといったSREに欠かせない環境構築にも触れ、現場ですぐに役立つ知識が得られます。また、話題の新サービスであるApp Runnerについても学ぶことができ、最新の運用手法にも触れられる点が魅力です。
コースは実践形式で、受講者は自分の手で操作や構築を進めていくため、実務に活かせる力がしっかり身につきます。著名な講師がQ&Aで迅速にサポートしてくれるのも安心できるポイントです。
このコースの難易度は【3:難しい】です。Dockerやコンテナの基本が前提となるため、未経験の場合は基礎講座の受講を推奨します。ある程度知識がある方向けの内容です。
このコースは、サイトリライアビリティエンジニア(SRE)を目指す方に最適です。
クラウドサービス(AWS, GCP, Azure)の基礎や、コンテナ技術(Docker, Kubernetes)の使い方を学びたい方に向けて、特にAWS ECS(コンテナサービス)を中心に、基礎から実践まで丁寧に解説しています。
コースではAWS ECSの基本的な仕組みから始まり、ネットワークやオートスケーリング、CI/CDパイプライン、Blue/Greenデプロイ、マイクロサービスアーキテクチャなど、実際の現場で役立つ幅広い知識を体系的に習得できます。初めてクラウドやコンテナ技術を使う方にも、丁寧な解説があり安心して取り組めます。Dockerの最低限の操作ができる方なら、より実践的な内容にスムーズに進むことができます。
講師は現役のフルスタックエンジニアで、受講者のつまずきやすいポイントを先回りして分かりやすく説明しています。実務で役立つノウハウも盛り込まれており、「分からない」が少なく学べるのが特徴です。
このコースの難易度は【2:普通】です。クラウドやコンテナ技術が未経験でも理解できるよう工夫されていますが、Dockerの基本操作を知っているとよりスムーズに学習できます。
STEP5: SREの原則(SLI/SLO/SLA、障害対応手順、ポストモーテム、可観測性)を体系的に学び、実際のシステムを高信頼・高可用に運用する方法を習得する
最後のステップでは、本格的なSRE(サイトリライアビリティエンジニア)の仕事に必要な考え方や実践方法を学びます。「SLI/SLO/SLA」という指標でシステムの信頼性を計ったり、もし問題が起こったときの手順や、その後の振り返り(ポストモーテム)、さらにシステムの見える化(可観測性)について理解しましょう。これらを知ることで、楽天やメルカリなど日本の大手サービスのような、高信頼で止まらない仕組みを作れるようになっていきます。
このステップで学ぶスキルや知識
- SLI(指標)・SLO(目標)・SLA(契約)の違いと設定方法
- 障害時の対応手順と自動化
- ポストモーテム(振り返り)の進め方
- 可観測性(Observability)の重要性
- 信頼性・可用性を高める日々の工夫
SREの原則と高信頼システムの運用方法を学べる動画教材
このコースは、サイトリライアビリティエンジニア(SRE)を目指す方に向けて、「SREの原則」(SLI/SLO/SLA、障害対応手順、ポストモーテム、可観測性など)を体系的に学べる内容になっています。
SREは、近年多くの企業で導入が進み、システムを高信頼・高可用に運用する上で非常に重要な役割を担います。本講座では、Google社が生み出したSREの考え方を、「ざっくり」「スッキリ」と理解できるよう、身近な例や分かりやすい説明で解説します。
実際に現場で役立つ障害対応の流れや、予防・改善に役立つポストモーテムの進め方など、実践的な知識も身につきます。プログラミング未経験者やインフラ運用初心者でも学べるよう工夫されているため、幅広い層におすすめです。
また、講師はGoogle認定資格を多数保有し、豊富な実務経験をもつクラウド分野の専門家。その知見をもとに、現場感覚のリアルな知識が得られるのも魅力です。
このコースの難易度は【2:普通】です。SREについて未学習でも理解しやすく、これから基礎を身につけたい方に最適です。
このコースは、サイトリライアビリティエンジニア(SRE)を目指す方にとって、Google Cloudの基礎知識と運用管理の全体像を効率よく学べる模擬試験集です。
SREに必要な「SLI/SLO/SLAの基礎」「障害時の対応フロー」「ポストモーテム」「クラウド環境下での可観測性」など、実際の業務で不可欠な知識が出題範囲としてカバーされています。模擬試験形式なので、知識の定着度を確認しながら体系的なスキル習得が可能です。
また、全6セット・320問の本番さながらの問題を体験でき、試験対策だけでなく、Google Cloud活用に不可欠な運用・セキュリティ管理の総合力を身につけたい方に最適です。
グローバルEdtechの信頼度の高い解説が、学習のポイントを押さえてサポートしてくれます。
このコースの難易度は【2:普通】です。クラウド分野が未経験でも理解可能な難易度ですが、SREとしてより実践的な知識を深めたい方に特に適しています。
まとめ:サイトリライアビリティエンジニアへの第一歩を踏み出そう
本記事では、サイトリライアビリティエンジニアになるためのロードマップを詳しく解説してきました。 一歩ずつ着実に学んでいくことで、サイトリライアビリティエンジニアとしてのスキルを身につけていくことができます。
ぜひこの記事を参考に、自分のペースで学習を進めてみてください。
本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
このサイトでは、「目標達成のための学習を効率化する」をモットーに、学習ロードマップなどを紹介しています。
「何から学べばいいかわからない」「どうやったら効率的に学べるか」といったことに悩んでいる方の役に立てるよう、これからも発信していきます。 ぜひ他の記事も見てみてください。
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