
こんにちは!目標達成のための勉強・独学の効率化に関する記事を執筆している藍人(あいと) です。今回はオブザーバビリティエンジニアになるための学習ロードマップについて解説していきます。
本記事を読めば、より効率的に学習できるはずです。ぜひ、最後まで読んでみてください。
オブザーバビリティエンジニアとは?将来性ある?
オブザーバビリティエンジニアとは?
オブザーバビリティエンジニアは、システムやアプリケーションが「ちゃんと動いているか」を観察し、どこに問題があるのかをすばやく見つけられるように仕組みを作る仕事です。
ちょっと堅苦しく感じるかもしれませんが、みなさんが普段使っている楽天市場や、Yahoo!ニュースなどが突然つながりにくくなったとき、裏側ですぐトラブルを見つけてくれるのがこの職業の人たちです。
たとえば、Amazonで買い物をしている最中に「ページが開けません」となったら困りますよね。こういったトラブルに素早く気づいて対応できるよう、システムの状態を見える化(オブザーバビリティ)するのがオブザーバビリティエンジニアの役割なのです。
オブザーバビリティエンジニアの仕事内容
では、オブザーバビリティエンジニアはどんな仕事をしているのでしょうか?
分かりやすい例を挙げながら説明します。
システム監視の仕組みづくり
例:メルカリなどのフリマアプリで取引やチャットが正常に行われているか、ずっと見張る仕組みをつくる。エラーや異常を自動で知らせる仕組みの設定
例:LINEのトークが送れない場合、すぐ開発者にアラート(警告)メッセージが届くようにする。集めたデータの分析と改善提案
例:PayPayの送金で、「夜になると遅くなる」といった問題の原因をデータから見つけて、対応策を提案する。わかりやすい画面でシステムの状態を見せる
例:Netflixなどの進捗状況を一目で分かるグラフにして、関係者がすぐ状況をつかめるようにする。障害発生時のトラブルシューティング
例:ZOZOTOWNで決済エラーが多数発生した場合、どこのシステムで問題が起きているか素早く特定し、復旧につなげる。
今や、ほとんどのサービスはインターネットで動いています。そのため、システムのトラブルを最小限に抑え、快適に使える状態を保つこの職業は、ますます重要になっているのです。
「もし自分がオブザーバビリティエンジニアだったら、あのサイトの“困った”を一瞬で解決できるかもしれませんね!」
オブザーバビリティエンジニアの年収と将来性
オブザーバビリティエンジニアの平均年収は、企業や勤務地によって異なりますが、一般的に400万円から700万円程度とされています。 (geekly.co.jp)これは、日本の平均年収約400万円と比較すると、やや高めの水準と言えるでしょう。
この職種は、システムの監視や障害対応、運用設計などを担当し、企業のITインフラの安定稼働を支える重要な役割を果たします。近年、クラウドサービスの普及やデジタルトランスフォーメーションの進展により、オブザーバビリティエンジニアの需要は増加しています。特に、AWSなどのクラウドプラットフォームの知識や運用経験が求められるため、これらのスキルを持つ人材は高く評価されています。
将来的にも、企業のデジタル化が進む中で、システムの可視化や監視の重要性はさらに高まると予想されます。そのため、オブザーバビリティエンジニアは、安定した需要と将来性のある職種と言えるでしょう。
どうやったらオブザーバビリティエンジニアになれる?勉強から就職・転職までの2ステップ

学習計画を立て、必須スキル・知識を習得する
まずは、オブザーバビリティエンジニアになるために必要な知識を把握し、学習計画を作成します。毎日少しずつでも学習することが大事です。
「何を勉強すればいいのか分からない」という方も多いと思いますが、本記事ではそのためのロードマップを次章で紹介します。
もちろん、ロードマップは各自のペースやニーズに合わせてアレンジしていただいて構いません。
オブザーバビリティエンジニアに関する知識や経験が身に付いたら、実践的なスキル向上のために、ポートフォリオ(学んだ知識を活かしたオリジナルのサイトやアプリなど)を作成できると尚良いです。
なぜなら、ポートフォリオは、あなたのスキルを証明し、就職・転職活動を有利にする武器になるからです。 初めはシンプルなものから始め、慣れてきたら徐々に複雑なプロジェクトに挑戦してみると良いでしょう。
就職・転職活動を行う
オブザーバビリティエンジニアとして活躍できるスキルが身に付いたら、就職活動の準備を始めましょう。
- 転職の場合:転職エージェントや転職サイトを活用しましょう。
- 副業やフリーランスを目指す場合:フリーランスの案件を紹介している、クラウドソーシングサイトに登録しておくと良いでしょう。

初めから各種サービスに登録しておくと、最新の業界情報や求められているスキルなどを常にチェックできます。 転職したい人、もしくは転職する可能性がある人は登録しておくと良いでしょう。
転職サイトは、リクルートエージェント、リクナビNEXTなどの有名どころに登録しておくと良いでしょう。
フリーランスを目指す方は、レバテックフリーランス、ココナラなどが案件の数・種類が多くおすすめです。
オブザーバビリティエンジニアになるために必要なスキルと学習ステップ
ここまで読んでいるということは、あなたはオブザーバビリティエンジニアという職業に強い興味を持っているはずです。しかし、「何から始め、どの教材を選ぶべきかわからない」という人も多いでしょう。
実際、学習計画を考えず、闇雲に勉強すると学習効率が落ちます。 そこで本記事では、効率的に勉強できる学習ステップをおすすめ動画教材付きで、丁寧に解説していきます。
まず、オブザーバビリティエンジニアに必要なスキルを学ぶステップとして、大きく5つのステップに分けられます。
- STEP1: オブザーバビリティの基本概念(監視、メトリクス、ロギング、トレーシング)の基礎を学ぶ
- STEP2: 主要なオブザーバビリティツール(Prometheus、Grafana、Elasticsearch、Jaegerなど)の仕組みと役割を理解する
- STEP3: アプリケーションやインフラに対するメトリクス計測・ログ収集・トレーシングの実装方法を学ぶ
- STEP4: アラート設計やダッシュボード構築、障害予兆検知のための指標分析手法を習得する
- STEP5: 大規模分散システムやクラウド環境におけるオブザーバビリティの高度な設計・運用ノウハウを学ぶ
効率的に学ぶ方法:動画教材・本・スクールの使い分け

近年はChatGPTや動画教材(Udemyなど)が普及し、多くの学ぶ方法ができました。では、どの教材を使って学ぶのが効率良いのでしょうか?
結論から言うと、独学の場合は 「動画教材をメイン教材に使用、書籍をサブ教材、質問はChatGPTへ」 が最も効率が良いでしょう。動画教材は書籍よりもボリュームが大きく(5時間以上の講座も多い)、プログラム実装など手を動かす課題も多くスキルが身につきやすいです。加えて、Udemyでは講師に直接質問でき、独学でもつまづきづらいです。
書籍はその分野の内容が網羅的にまとまっており、復習や全体像を掴みたい時に重宝します。多くの分野に存在する、いわゆる「定番の本」は読んでおくと良いでしょう。
独学以外の選択肢として、スクールがあります。スクールは費用が高い一方、サポートが充実し、強制力があるため継続しやすい方法です。まず動画教材で学んで、独学だと続かないという場合はスクールがおすすめです。注意として、高額なスクールはいきなり契約せず、SNSで情報収集、無料体験に行くなど吟味しましょう。

以降では本題に入っていきます! オブザーバビリティエンジニアになるための学習ロードマップ、それに合わせて動画教材・定番本・スクールを順番に見ていきましょう!(記事の最後では転職・就職方法も解説しています)
学習ロードマップとおすすめの動画教材(*情報は2025年3月時点)
STEP1: オブザーバビリティの基本概念(監視、メトリクス、ロギング、トレーシング)の基礎を学ぶ
まずは「オブザーバビリティ」という考え方の基礎をしっかり押さえましょう。オブザーバビリティとは、システムの状態や問題を可視化し、素早く把握・対応できるようにするための力のことです。例えば、皆さんが普段使うLINEや楽天市場などのサービスでも、障害や異常が起きたときに素早く見つけて対応できる仕組みが求められます。オブザーバビリティの基礎は「監視」「メトリクス」「ロギング」「トレーシング」の4つです。これらは、システムの健康状態をチェックしたり、トラブルの原因を特定したりするための大切な情報源となります。まずは、それぞれどんな役割があるのかを具体的なサービスを思い浮かべながら学んでいきましょう。
このステップで学ぶスキルや知識
- 監視の役割と重要性
- メトリクスとは何か
- ログ記録(ロギング)の基本
- トレーシングによる処理追跡
- 可視化の目的とメリット
オブザーバビリティの基本概念を学べる動画教材
このコースは、監視やメトリクス、ロギング、トレーシングといったオブザーバビリティの基本概念を学びたい方に最適です。
オブザーバビリティエンジニアを目指している方が、現場で求められる「システムの状態を正しく把握し、トラブルにも迅速に対応する力」を身につけるための基礎知識を、分かりやすく解説しています。
特にこの講座では、難しい専門用語を避けながら、SREという現代的なシステム運用の考え方を、未経験の方にもイメージしやすい形で説明してくれます。
現役で多くの受講生に支持される講師による講座で、クラウド環境への適応力も身につけることができます。
また、プログラミングやインフラ運用経験がない方でも理解できる内容のため、「これから体系的に学びたい」というビジネスマンにもおすすめです。

このコースの難易度は【2:普通】です。基礎から丁寧に説明しているため、事前知識がなくても理解できますが、システムや運用に興味がある方に最も適しています。
このコースは「オブザーバビリティエンジニア」を目指す方に最適です。クラウド運用に欠かせない、監視・メトリクス・ロギング・トレーシングなどのオブザーバビリティの基本概念を、Google Cloudの実践的な模擬試験問題を通して身につけられます。
Cloud Digital Leader試験範囲全体を網羅的にカバーしており、特に「モニタリング」や「オブザーバビリティ」については、現場で役立つ基礎知識を習得できます。また、アプリケーション運用やパフォーマンス管理に必要な考え方も学ぶことができるので、実務力の土台作りにも最適です。
特徴的なのは、320問という豊富な問題集を反復学習できる点。自身の弱点を明確にし、知識の定着を図れます。世界中で多くの受講者実績がある講師による丁寧な解説も魅力です。

このコースの難易度は「2:普通」です。未経験者でも理解しやすい内容ですが、一部用語やクラウドの概要に事前の理解があると、よりスムーズに学習が進められます。
「オブザーバビリティエンジニア」を目指してシステム監視の基礎から学びたい方に適した入門講座です。
このコースでは、監視やメトリクス収集、ロギング、トレーシングといった「オブザーバビリティ」の基本概念を、AWS環境を使ったハンズオンで実践的に身に付けることができます。具体的には、GrafanaとPrometheusを用いたLinuxサーバー、Dockerコンテナ、Webサイトの監視とアラート通知方法を一通り学習可能です。メールやSlack連携による通知設定など、現場ですぐ役立つ内容も揃っています。
コースは動画ダウンロード対応で隙間時間でも学びやすく、完成済みの設定ファイルやコマンドも用意されていますので、ミスによる手戻りを減らして効果的に学べる設計です。講師は実務10年以上の現役エンジニアで安心です。

このコースの難易度は【2:普通】です。監視やインフラの基礎知識がなくても理解できる構成ですが、実際に手を動かしながら学ぶため、基礎から実践までバランス良く学びたい初心者におすすめです。
STEP2: 主要なオブザーバビリティツール(Prometheus、Grafana、Elasticsearch、Jaegerなど)の仕組みと役割を理解する
続いて、オブザーバビリティを実現するための主要なツールについて学びます。有名なものとしてPrometheus(プロメテウス)、Grafana(グラファナ)、Elasticsearch(エラスティックサーチ)、Jaeger(イエーガー)などがあります。たとえば、楽天市場のような大規模なサービスでも、これらのツールを活用してシステムの状況をリアルタイムで監視・分析しています。それぞれのツールがどんな得意分野を持っているのか、何に使われているのかを理解しましょう。自分の仕事のどこでこれらのツールを役立てられるか、具体的なイメージを持つことが大切です。
このステップで学ぶスキルや知識
- Prometheusの役割と特徴
- Grafanaによるダッシュボード作成
- Elasticsearchとデータ検索
- Jaegerを使ったトレーシング
- ツール間の連携方法
オブザーバビリティツールの理解を学べる動画教材
オブザーバビリティエンジニアを目指す方におすすめの入門講座です。
本コースでは、システムの健全性を維持するために欠かせない、PrometheusやGrafanaを中心とした主要な監視ツールの使い方と、その役割や仕組みを一から学べます。AWS上でのLinuxサーバーやDockerコンテナ、Webサイトの監視手順を、ハンズオン形式で実践しながら習得できるのが特長です。加えて、GmailやSlackを利用したアラート通知の仕組みまで体験でき、実業務に直結する知識が自然と身につきます。
すべての手順解説に理由や背景が丁寧に説明されており、つまずきにくい構成になっています。さらに、設定ファイルや実行コマンドも付属し、復習やトラブル時も安心。動画をダウンロードしてどこでも学習できるのも嬉しいポイントです。

このコースの難易度は【2:普通】です。この分野が未経験でも、手を動かして学んでいくことで十分に理解できますが、多少のIT基礎知識があるとよりスムーズです。
STEP3: アプリケーションやインフラに対するメトリクス計測・ログ収集・トレーシングの実装方法を学ぶ
次は、実際にアプリケーションやインフラに対して計測やログ収集、トレーシングをどうやって実装するかを学びましょう。例えば、Amazonのような大規模なECサイトでも、サーバーやアプリがどれくらい忙しいか、エラーがどこで発生しているか、サービスの内部でどんな処理が行われているかをきちんと記録する仕組みが必要です。これらの記録(メトリクス・ログ・トレース)は、後から原因究明やパフォーマンス改善の手掛かりになります。具体的にコードや設定をどう書くか、またどんな情報を記録すると役立つかを覚えていきましょう。
このステップで学ぶスキルや知識
- メトリクスの計測方法
- ログ収集の仕組み
- トレーシングの導入方法
- 必要なコード・設定のポイント
- 記録データの活用例
実装方法の習得を学べる動画教材
このコースは、オブザーバビリティエンジニアを目指し、アプリケーションやインフラのモニタリングやログ収集、トレーシングに関する知識を身につけたい方におすすめです。
Google Cloud Digital Leader試験の模擬問題を活用して、Google Cloudの基礎知識、データ管理、インフラやアプリの最新化、セキュリティ、運用面まで広く学ぶことができます。特にクラウドインフラの観測やパフォーマンス管理、モニタリング・ロギング・オブザーバビリティの基礎知識が体系的に身につくのが魅力的です。試験形式の問題を通して、実務でも役立つクラウドサービスの理解力と応用力が自然と鍛えられます。
本コースは6回分・320問の豊富な模擬試験を用意しており、実践的なアウトプットで本番試験対策だけでなく、現場で活きる基礎をしっかり固めたい方にも最適です。

このコースの難易度は【2: 普通】です。クラウドやIT分野の実務経験がなくても、分かりやすい問題形式と解説で取っつきやすく、安心して学び始められます。
「オブザーバビリティエンジニア」を目指し、アプリケーションやインフラのメトリクス計測・ログ収集・トレーシングのスキルを身につけたい方におすすめの入門講座です。
本コースでは、AWS環境を使い、GrafanaやPrometheusを用いたシステム監視の方法をハンズオン形式で学びます。LinuxサーバーやDockerコンテナ、Webサイトの監視だけでなく、GmailやSlackによるアラート通知の設定も丁寧に解説されており、実際の現場で役立つ知識を習得できます。必要な設定ファイルやコマンドも付いているので、実践を通じてつまずくことが少ない点も魅力です。
一連の流れで監視ツールの導入から運用まで体系的に学べるため、業務での即戦力として役立つ知識が身に付きます。動画ダウンロードも可能なので、時間や場所を選ばず学習を進められます。

このコースの難易度は【2:普通】です。分野未経験でも理解できますが、PCの基本操作やクラウドのごく基礎を知っていると、よりスムーズに学べます。
STEP4: アラート設計やダッシュボード構築、障害予兆検知のための指標分析手法を習得する
システム状況を「見える化」したあとは、異常が起きた時にすぐ対応できるようにアラート設計やダッシュボード作成、障害の予兆をつかむためのデータ分析を学びます。たとえば、TwitterなどのSNSではトラブルが発生する前に「いつもと違う」状態をいち早く検知し、素早く対応することが求められます。どんな条件でアラートを出すべきか、見やすいダッシュボードをどう作るか、不審な動きをどう捉えるのか。その考え方や手法をしっかり身につけましょう。
このステップで学ぶスキルや知識
- 効果的なアラート条件の設計
- ダッシュボードの作り方
- データ分析の基本手法
- 予兆検知のアイデア
- 日々の運用での活用
アラート・分析の設計方法を学べる動画教材
このコースは、オブザーバビリティエンジニアを目指す方に向けて、データ分析の基礎知識と応用力を身につける絶好の入門講座です。
アラート設計やダッシュボード構築、予兆検知のための指標分析には、正しいデータの捉え方と客観的な分析力が不可欠です。本コースでは、平均や相関、標準偏差などの基本統計や、データの整理方法、効果的なデータの見せ方に至るまで、わかりやすく解説しています。
また、実践的なワークが用意されているため、手を動かしながら「なぜ」「どうやって」分析するかを自分の頭で考え、ダッシュボード設計や障害検知に活かせる発想力も身につきます。
現役コンサルタントによる組織を動かすための分析力の伝授と、初心者でも安心できる構成が魅力です。

このコースの難易度は、【1:易しい】です。データ分析が未経験の方、基礎から着実に学びたい方にもおすすめです。
このコースは、オブザーバビリティエンジニアを目指す方にとって、アラート設計やダッシュボード構築、障害予兆検知のための指標分析という重要なスキルを体系的に学べる内容になっています。
Pythonを使ったデータ分析の基本から始まり、実際の現場で使えるビジネスコミュニケーションやデータの伝え方まで、幅広くカバーしています。特に、分析した内容を周囲に「わかりやすく伝えて動かす力」を磨ける点が特徴的です。
実務経験豊富な講師が、紙面や座学だけでなく、実際に手を動かして学べるので、習得した知識を現場で活かしやすくなります。Jupyter Notebookのサンプルも付属し、復習も簡単。12時間以上・100レクチャー超という圧倒的ボリュームで基礎から応用までしっかりカバーしている点も魅力です。
オブザーバビリティエンジニアとして現場で必要なデータの分析・伝達スキルを身につける第一歩として最適のコースです。

このコースの難易度を三段階で評価すると、【2:普通】です。未経験の方でも理解できる内容ですが、Pythonなどの実践が求められるため、多少の予習をしておくとよりスムーズに学習が進みます。
このコースは、オブザーバビリティエンジニアを目指す方にぴったりの「データ分析基礎」を学べる内容です。
アラート設計やダッシュボード構築、障害予兆検知のために必要となる指標分析の基礎力を、PPDACという分析プロセスに沿ってしっかり身につけられます。エクセルやTableauなど企業でよく使われる分析ツールのデモも豊富に用意されているため、実際の業務イメージを持ちながら学習できるのも大きな特徴です。
また、サンプルデータも配布されるので、自分で再現し理解を深めることが可能です。ツールの違いや特徴も紹介されており、現場で最適な手法を選ぶ応用力も養えます。
オブザーバビリティエンジニアとして必要なデータ観察・分析力の土台をしっかり固めたい方におすすめのコースです。

このコースの難易度は【2:普通】です。未経験でも理解できる内容ですが、多少の業務知識があるとより効果的に学習できます。
STEP5: 大規模分散システムやクラウド環境におけるオブザーバビリティの高度な設計・運用ノウハウを学ぶ
最後に、大規模な分散システムやクラウド環境でのオブザーバビリティ設計・運用の応用スキルを身につけます。たとえば、YouTubeやNetflixのように世界中で大量アクセスのあるサービスでも、情報をうまく集めて効率よく分析・対応することが非常に重要です。数多くのサーバーや様々なクラウドサービスを使う現代のシステムでは、一箇所に情報が集まらず、複雑な状況が多くなります。こうした環境ならではの問題点や工夫方法、トラブルシュートのコツを具体的に学んでいきましょう。
このステップで学ぶスキルや知識
- 分散システムでのオブザーバビリティの設計
- クラウドサービス特有の注意点
- 大規模監視のデータ整理方法
- 自動化運用のポイント
- 複雑な障害への対応事例
高度な設計・運用ノウハウを学べる動画教材
このコースは、オブザーバビリティエンジニアを目指し「大規模分散システムやクラウド環境におけるオブザーバビリティの高度な設計・運用ノウハウ」を身につけたい方におすすめです。
Google Cloud Digital Leader資格の模擬試験を6回分・計320問収録しており、クラウド全般の基本知識、運用やセキュリティ、モニタリングなど幅広い領域をカバーします。特に、クラウドのモニタリングやロギングといった基礎知識を問う内容が多いため、クラウド環境での運用設計の理解が深まります。
本コースの魅力は、本番を想定した内容で「得点力」と「理解度」を同時に高められる点。試験を通じクラウドの最新トレンドや実用的な知識を効率よく習得できます。これからオブザーバビリティ領域に挑戦する方の基礎固めに最適です。

このコースの難易度は【2:普通】です。クラウド基礎知識が未学習でも理解は可能ですが、IT分野に全く触れていない方にはやや挑戦的かもしれません。ただし体系的に学べるため、未経験者でも安心して取り組めます。
このコースは、大規模分散システムやクラウド上でのオブザーバビリティ設計・運用について基礎から実践的に学びたい方におすすめです。
AWSを活用する上で必要不可欠な各種サービスの概要から、本番運用に特化したベストプラクティス、さらにはインフラ自動化の基礎(Terraform)まで、わかりやすい図解と豊富なハンズオンデモで体系的に習得できます。
クラウド初心者や未経験者でも、図解やデモを通じて、VPC、EC2、S3、RDS、CloudWatch、ELBなど、主要なAWSサービスの使い方や、それらを組み合わせたインフラ構築・運用手法を具体的に学べます。講師は現役シリコンバレーDevOpsエンジニアで、世界での実務経験を活かした最新のノウハウやポイントも紹介しています。
特に、オブザーバビリティエンジニアを目指す方にとって、本番環境で求められる可用性・耐障害性・セキュリティ設計やAWS本番設計の基礎知識を得る良い機会でしょう。

このコースの難易度は【2:普通】です。クラウドやAWSが初めての方でも理解できる内容ですが、多少のIT用語や操作には慣れが必要となるため、「普通」と評価します。
「オブザーバビリティエンジニア」を目指している方や、クラウド環境・大規模分散システムの運用に携わりたい方に最適な一講座です。
このコースでは、AWSを活用したLinuxサーバーの障害対応に特化し、現場で役立つ実践的な調査・対応ノウハウを身につけることができます。サーバーの構築手順はもちろん、トラブル発生時の調査方法や冗長構成、オートスケーリング、CloudFrontによる高速化、WAFといったセキュリティ強化まで、順序立てて学べる内容です。
オブザーバビリティや運用監視の本質的な考え方に直結した内容が多く、障害発生時の検知・切り分け・対応力の向上は、エンジニアとしての実務力アップに直結します。
ステップバイステップでロールプレイ形式の実践を通じて学べることが、この講座ならではの特徴。 未経験や初学者の方にも優しく、解説も丁寧です。

このコースの難易度は【2:普通】です。ITインフラやAWSの知識がなくても理解できる内容ですが、多少のパソコン操作経験があるとよりスムーズに学べるでしょう。
まとめ:オブザーバビリティエンジニアへの第一歩を踏み出そう
本記事では、オブザーバビリティエンジニアになるためのロードマップを詳しく解説してきました。 一歩ずつ着実に学んでいくことで、オブザーバビリティエンジニアとしてのスキルを身につけていくことができます。
ぜひこの記事を参考に、自分のペースで学習を進めてみてください。

本記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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「何から学べばいいかわからない」「どうやったら効率的に学べるか」といったことに悩んでいる方の役に立てるよう、これからも発信していきます。 ぜひ他の記事も見てみてください。
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